私たちの山田錦への思い
日本酒が好きで色々飲み比べていますが、山田錦を使ったお酒が好きです。
味はもちろんですが、地元で栽培され親しみを感じていることもその理由です。
コロナ禍の日本酒消費量減により山田錦が余っていると知り残念に思いました。そんな時、お客様から山田錦の米粉を使った菓子を製造しているところがあると伺い、私たちも山田錦を用いて新たな飲み物を作りたいと思うようになりました。それで山田錦の玄米を入手し試作に取り組みました。
「酒米の王」「三木市の至宝」と地元の方達が誇りに思う山田錦を、日本酒以外に利用するのは気が引けましたが、余剰分を少しでも有効活用できればと思いを切り替えました。それにお酒にして最高に美味しいお米なら、それ以外の飲み物にしても美味しいに違いないと確信していたのです。
思えば阪神大震災後に三木の口吉川町の実家に身を寄せたのは、もう四半世紀以上前です。人家の庭と公園以外に土がないような都市部に住んでいましたので、家の周りの田んぼで季節の移ろいを感じて驚きました。特に、田んぼに水を張ると一斉に鳴き出すカエルたち、植えられた苗があっという間に伸びて、その中を風が渡るたびに、まるで生きているかのようになびく緑色に感動しました。また農家の方達が1年を通して様々な世話をしておられることも。
口吉川町から吉川町へ続く県道の、両側に田畑が広がるその中に、家が可愛く点在し、まるでそれを見守るようになだらかな山里が緑の壁となり、秋には温かいオレンジ色に染まる。そんな景色が大好きです。
実際に山田錦を使ってみての感想
開発当初、山田錦の玄米を手に入れることが難しかったので、他の玄米で試作をしていました。地元のお客様達の支援もあり、山田錦の玄米の仕入れルートを確保できました。初めて見た時「ずいぶん緑色をしているな」と不思議に思ったのですが、新鮮な証拠であるとお客様に教えてもらいました。そして山田錦で試作してみると、雑味がなくさわやかなのにしっかりとした味わいになり驚きました。美味しい日本酒を生み出すお米はやはり違う、と感心させられました 。
美味しさの追求 山田錦のもみ殻/クコの実/カカオニブ
『クコの実』
クコの実の温かな赤い色が華やかに優しさをプラスして女性の心をいやすとうれしい、と考えました。プラスすることで、ほんのりとした甘さや果実のさわやかさが加わりました。
「目に良い」と日本では有名ですが、漢方の本場台湾の友人達は「Good for health for woman.」と教えてくれました。その理由は定かではないのですが、みな自分のほほを軽くたたいて「お肌にいいのよ!」と言うのです。薬事法違反になると困るので詳しくは述べませんが・・・
それに元中国料理に携わっていた2人にはクコの実は今でも親しみ深い物で、活用しています。
- 強い抗酸化作用によるアンチエイジング(飲む美白薬とも呼ばれる)
- 目や肌を紫外線から保護する作用、眼精疲労の緩和
- 産後の肥立ち、生理中・生理後の血の補いに(造血作用)
と書いてあるサイトもありましたがいかがでしょうね?(KAE)
『カカオニブ』
カカオニブは、「カカオ豆」を加工した、チョコレートやココアの原料です。カカオ豆をローストして細かく砕き、余分な皮などを取り除いたフレーク状のもので、そのまま食用できますが、甘みは一切なく、チョコレートの風味や苦み、酸味などが感じられます。
どうしても味と香りの厚みに欠けるので、お店でマフィンの材料に使っていたカカオニブを入れることを思いつきました。実際カカオニブ入りのドリンクを出しているカフェもあります。入れてみるとカカオニブの持つダークチョコレートの風味や香り、ほろ苦さがいい雰囲気を醸し出しました。
またカカオニブにはポリフェノールが含まれているので、その点でも「わたしにやさしい米リラティ」に加えるにはピッタリだと思いました。
『山田錦のもみ殻』
わたしにやさしい米リラティの試作当初、SDG’sが盛り上がっていて、できることはないかと考えていました。
そんな時もみ殻の処理に農家さんが困っていることを知り、ふと「山田錦の玄米がこんなに美味しいのなら、もみ殻にもうまみがあるかも?」と考えました。もし利用できるなら廃棄物が減りSDG‘sに貢献できる、無農薬栽培された山田錦のもみ殻を取り寄せ試作してみました。
もみ殻を入れると健康面では何が良いのか?
実はイネ科の植物にはケイ素が多く含まれます。髪や爪、肌の保湿を促進する成分と言われていて、本当に女性にピッタリだと驚きました。そのケイ素が特に多い箇所がモミなのです。それを捨ててしまうのはもったいないとは思いませんか?

